「赤い新聞労連」が経営にモノ申す

戦後左翼の巣窟だった組織が3年がかりでまとめた生き残り策。「部内限り」報告書の中身。

2011年2月号 BUSINESS

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戦後の労働運動をリードした「赤い新聞労連」が、いまや新聞経営の指南役に転じた。部数・収入激減の構造不況に、もはや「労」も「使」もないというわけだが、労連が示した生き残り策はマーケティング強化と、その前提となる読者ニーズの把握。正論だが、総じて踏み込みが足らず、絵に描いた餅になりかねない。「ぶっちゃけた話、上層部に経営戦略がないだけですよ。少なくとも日本の新聞産業は紙の新聞が稼いでくれていたから。一応ウェブや携帯、電子書籍などにも色気を出していますが、結局軸足は紙だから、どれも中途半端な展開しかない。うちは本気でウェブでやりますと、日経みたいに一本張りするとか、そういう明確な戦略がないから、次のステップが見つけられないのです」新聞労連が昨年10月に出した報告書『新聞2010 扉と鍵』の座談会の一節である。出席者は朝日、読売、神戸、佐賀新聞や東奥 ………

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