「ただの子」になりかねない悠仁親王

昆虫好きの親王も今年で5歳。「帝王学」を受けなかった秋篠宮夫妻のもとで放っておいてよいものか。

2011年2月号 LIFE

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歌舞伎や能、日本舞踊など伝統芸能の家元は、跡継ぎが3歳前後になると初稽古を始める。謹慎中の市川海老蔵は5歳で初舞台を踏んだから、それ以前に習っているわけだ。幼時から仕込むのは白紙のうちに家芸を体で覚えさせようということである。喩えるのも失礼だが、天皇家も世襲である。天皇という仕事は「天職」であり、歴代の皇嗣は4、5歳から帝王学を始め、傅育(ふいく)官がついた。平成の天皇が「将来は天皇になる」と米国人教師バイニングに答えた話は有名。そう教え込まれていたのだ。ところで秋篠宮の長男悠仁(ひさひと)親王は、このままいけば128代の天皇になる。9月6日の誕生日で満5歳、過去の例でいえば帝王学を始めるころだが、話題にさえならない。放っておいてよいのか、悠仁の帝王学!小泉純一郎が首相のとき、「皇室典範に関する有識者会議」が開かれた。敬宮(としのみや)(愛子)が ………

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