「幼稚園原理主義者」が「こども園」を粉砕

幼稚園団体の剣幕に押されっぱなしの内閣府の検討会議。鳴り物入りの幼保一体化が腰砕け。

2011年2月号 LIFE

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幼稚園と保育園を「こども園」に一元化する政府の「幼保一体化」策が迷走している。民主党がマニフェストで掲げた「子ども家庭省」の核となるはずが、実現が危ぶまれる事態に陥っているのだ。ご承知の通り保育園は厚労省、幼稚園は文科省所管で、縦割り行政の最たるもの。自民党政権時代から一体化はさんざん議論されてきたが、ほとんど前進していない。2006年度から保育園と幼稚園を同じ建物内で運営する「認定こども園」が始まったが、両制度を温存したため事務作業が煩雑なうえ、建築基準など異なる法規制を受ける。保育園は2万3千、幼稚園は1万4千もあるのに「認定こども園」は600に達しない。明らかな失敗だった。政権交代後、民主党政権は昨年1月に「子ども・子育てビジョン」を打ち上げた。保育所の定員を5年後に26万人増やすと宣言。幼保一体化の抜本改革案の新法を11年度の通常国会に提出し、1 ………

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