予算編成で「わがまま」連発 「禁断の果実」を食べた菅首相

2011年2月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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「財務省は『何とかしろ』と言えば、何とかするところだ」菅直人首相は官邸を訪れたノーベル賞受賞者の野依良治氏らに、科学技術予算の増額について得意気に語った。昨年12月の予算編成の終盤、閣議決定を目前に控えながら、唐突に指示した科学技術予算の増額。一時混乱を招いたが、財務省は予備費を減額する形で応じた。同じく12月の税制改正では法人実効税率の5%引き下げや沖縄振興予算の増額など、財務省が財源確保に頭を抱える中、見切り発車の首相決断を連発した。最初は無理だと抵抗しながらも、最終的には、いとも簡単にカネを工面する財務省の仕事ぶり。官邸筋によると、首相は「オレが言えば何でも通る」と、権力の座に酔いしれ、自信を深めたという。「財務省が歴代政権の無謀な要求に応え、借金を積み上げたため、日本の財政が悪化した」というのが首相の持論。財務相時代も財務官僚の優秀 ………

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