槍田 松瑩氏(日本貿易会会長、三井物産会長)

「閉塞感」を打ち破る日本変革のリード役

2011年2月号 BUSINESS [インタビュー]

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――商社の業界団体である日本貿易会が昨年11月、大学新卒者の採用活動の見直しを提言し、各界に改善の動きが広がっています。槍田 僕はつねづねヘンだと思っていました。毎年秋口になると、当社のロビーにリクルートスーツの大学3年生がわんさかやって来ます。大学生活4年間のうち1年以上も就職活動に費やすなんて異常です。学生の本分である学業の妨げになるし、クラブ活動や友人との交流など、学生時代でなければできない経験の場まで奪ってしまう。みなさん同じ意見でしたから問題提起したまでです。僕としては、いろいろなことに興味を持ち、それをとことん追求する強い心の若者が理想です。ところが、諸外国に比べ「内向き志向」の日本の学生は、どこに就職して、どうやって安定した生活を送るかばかり考えています。「就活」が学生の活力を奪い、我が国を覆う「閉塞感」の一因になってはいないだ ………

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