米国ハゲタカ健在、株価低迷で獲物漁り

2011年1月号 BUSINESS

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非効率経営の企業を突き上げて資産を売り飛ばしたり、増配を迫る「ハゲタカ・ビジネス」が、景気低迷の米国で健在だ。ヘッジファンドの動向を調査するシャーク・レベラントによると、プロキシーファイト(委任状争奪戦)は1月から10月末までに101件。調査開始(2001年)以来最高を記録した09年の133件に迫る勢いだ。 「経営陣は何をしている。事業活動の割にはキャッシュが多すぎるじゃないか。自社株買いすべきだ」11月22日、米マサチューセッツ州郊外に本拠を置く医薬品会社AMAGファーマシューティカルズは、ぶっきら棒な文面の手紙を受け取った。消印は西海岸のカリフォルニア州である。差出人はヘッジファンドのパロアルト・インベスターズ。AMAGは売り上げで6200万ドル規模、時価総額だと11月末時点で2億9600万ドルある。しかし現預金から負債を差し引いたネットキャッシュは2億7400億ドルもあった ………

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