金正恩「功績づくり」に延坪島砲撃

毎日新聞がスクープした内部文書は、砲撃を予告するように「砲兵術の天才」と称賛していた。

2011年1月号 GLOBAL

  • はてなブックマークに追加

2010年は北朝鮮情勢が例年以上に激動した一年であった。年明け早々、デノミによる国内の混乱ぶりが報じられ、3月下旬には韓国海軍の哨戒艦「天安(チヨンアン)」号の沈没事件が発生、4月に続き6月にも国会にあたる最高人民会議が開催されて総理交代などの人事が断行された。5月と8月には金正日(キムジヨンイル)総書記が中国を非公式訪問した。そして9月末、ついに三男・金正恩(キムジヨンウン)氏が姿を現した。11月に入ると、米ロスアラモス国立研究所のヘッカー元所長に寧辺(ニヨンビヨン)を視察させ、新たなウラン濃縮施設の存在を公表している。トドメが11月23日の延坪(ヨンピヨン)島砲撃事件である。砲撃事件が突発的なものでないことは明白であった。言い訳が事前に準備されていたのだ。事件当日の朝、南北軍事会談の北朝鮮側団長は、韓国側団長に対して、延坪島一帯での「砲撃計画」中止 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。