「元カノ」社民にすり寄り 延命策に仙谷外しも

2011年1月号 連載 [政々堂々 第25回 ]

山ほど宿題を抱えていながら無為に過ごし、提出期限が迫ってきたら、あわてて「元カノ」のノートに手を伸ばした。菅直人政権の右往左往ぶりは、そんな感じである。だが、けんか別れした福島瑞穂社民党党首のノートを見たところで宿題がかたづくわけではない。そこに書いてあったのは「私がブチギレしなくてすむように」というドスの利いた決め台詞だったのだ。菅政権がいよいよ崖っぷちに追い込まれてきた。菅首相は社民党と連携強化を打ち出したが、政権の先行きには依然、暗雲が漂っている。むしろ、基本政策の違いを無視して社民党に接近する姿が「単なる数合わせによる延命」しか考えない政権の苦境を鮮明に映しだした格好だ。政局は年末から年始にかけて一段の流動化が必至である。*宿題はどっさりある。まず、米軍普天間飛行場の移設問題。鳩山由紀夫前政権は5月の日米合意で辺野古案への逆戻り ………

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