作り笑いの「大根役者」菅首相

民主党政権になって、首相官邸の何かが壊れてしまった。どんな策を弄しても舞台から退く日は遠くない。

2011年1月号 POLITICS [「君側の奸」も登場]

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統治の喪失を象徴する場面だった。「今までは遠慮もし、首相として仮免許だった。これから本免許だ。ご支援を得て羽ばたいていきたい」12月12日夕、東京・元赤坂の明治記念館。首相の菅直人は居並ぶ地元の都議や支援者に卑屈にも「仮免首相」を名乗った。予算編成大詰めの繁忙期に宰相が忘年会で自分の選挙運動。目を覆う公私混同でもあった。「菅さん、何か元気がないねと受け止められてきた面もある。今後はできるだけ率直に、国民に直接訴える形で私の意見を申し上げたい」6日夕の首相官邸。菅は臨時国会閉幕を受けた記者会見で、いつもの作り笑いを浮かべて国民にこうおもねって見せた。国民にはとても見せられない宰相崩壊の実像をさらけ出したのはその夜だ。衆参ねじれ国会を何とかしのいで弛緩した菅は会見を終え、東京・赤坂の寿司店へ向かった。民主党の菅グループをまとめる前参院議長の江田 ………

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