橋下大阪府知事の「テレビ攻撃」がエスカレート

2010年12月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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10月27日の朝日新聞朝刊(関西版)に、橋下徹大阪府知事と大阪のローカル情報番組のコメンテーターとの論争が掲載された。この番組には橋下知事は何度も生出演しており、「橋下知事寄り」と揶揄されてきた。両者に、どんな論争があったのか。このコメンテーターは「大阪都構想のほかに大阪市を分割する案が出てきたので、意味がわからんと。都か分市か、どちらが住民にメリットがあるか見えないと、番組で言ったんです」と打ち明ける。その揚げ足を取るように、橋下知事は会見などで「具体的に住民サービスにどう影響するのか、説明すべきだと言うが、これ以上どう説明するのか。タウンミーティングにも来ないメディアの怠慢だ」などと、コメンテーターを攻撃しだしたという。しかし、橋下氏は仮に大阪都になった場合、どのような税目を各区から吸い上げ、どのような権限を与えるのかなど具体的な説明を ………

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