重病説打ち消す池田名誉会長の近影

2010年12月号 連載 [RELIGIOUS WORLD]

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11月18日、創価学会は創立80周年を迎えた。創価教育学会は1930年に誕生し、国家弾圧による創設者牧口常三郎の獄死と、第2代会長戸田城聖の大折伏運動を経て、第3代会長である池田大作氏が今日の学会組織を築いた。今や信者は827万世帯、192の国・地域に会員が広がる、まさにマンモス教団である。池田氏が創価学会の会長職に就いたのは1960年。当時、まだ32歳だった若き指導者は、紆余曲折を経て唯一絶対のカリスマとなり、半世紀にわたって創価学会に君臨し続けている。その存在感は、聖教新聞などの関連媒体を見れば一目瞭然だ。創価学会とは「池田教」そのものなのである。その池田氏に、健康不安説が浮上している。今年5月以降、創価学会の主要行事など、公の場に姿を見せないためだ。政界筋では「重病を患い、寝たきりになっている」などとまことしやかに語る向きもある。こうした噂を打ち消すよう ………

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