「大敗オバマ」を待つ内憂外患

ヘルスケアに巻き戻し圧力。米韓FTAも対中貿易赤字も、「不均衡」非難の合唱で袋小路に。

2010年12月号 GLOBAL

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アメリカが抱える長期的な諸問題を解決するという野心的な公約を掲げてバラク・オバマが米大統領に就任、全土を沸かせてから2年経つ。11月2日の中間選挙では、与党民主党が大敗を喫した。息を吹き返した共和党は、オバマ政権がこれまでに達成した立法措置を白紙に戻すと息巻く。失業率は10月の雇用統計(季節調整済み、速報値)でも9.6%と高止まりのまま。選挙前からすでに、オバマ大統領が掲げた「ホープ・アンド・チェンジ」(希望と変化)に代わって、GOP(共和党の通称、Grand Old Party)のスローガン「仕事はどこ?」がワシントンでは呪文のように鳴り響いていた。就任から2年間の民主党の政権運営に下した有権者の審判は厳しい。共和党が下院で60議席を奪還して過半数を大幅に上回ったほか、上院でも議席を伸ばし、民主党は過半数を守るのがやっと。民主党にとっては、フランクリン・D・ルーズ ………

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