2010年11月号 DEEP [ディープ・インサイド]
民主党内で、来年4月に実施される東京都知事選の候補者選びが活発化しそうだ。乱立必至とされる都知事選の勝敗は、次期衆院選の首都圏決戦に甚大な影響を及ぼす。それだけに、今夏の参院選で惨敗した民主党は、反転攻勢のきっかけを掴むうえでも「絶対に負けられない戦い」だ。有力候補と目されるのは、元NHKアナウンサーの小宮山洋子衆院議員や、菅内閣の看板閣僚の一人である蓮舫行政刷新担当相(参院議員)。両氏とも東京都選出で、知名度が高い。ほかには、先の参院選で4選を狙い、落選した円より子氏や、海江田万里経済財政担当相の出馬説も囁かれている。都知事選をめぐっては12月の宮崎県知事選への不出馬を決めた東国原英夫知事(無所属)について国政転出説と都知事選出馬説が交錯しているほか、新党改革の舛添要一代表も関心を持っている様子。自民党からは、現職の石原慎太郎都知事の長男、 ………
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