朝日新聞がイオンに陳謝 「有楽町マリオン」のお粗末

2010年11月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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今年の末に有楽町マリオンから撤退する西武有楽町店の後継テナントとして、JR東日本の子会社、ルミネが入居することが確実になったが、この交渉をめぐって、同ビルを所有する朝日新聞社の失態が話題を呼んでいる。西武有楽町店は1月に閉鎖を決定。売り場面積約1万5千㎡の一等地だけに、後継店舗がどこになるかに注目が集まり、家電最大手のヤマダ電機や、流通大手のイオンが意欲を見せていた。水面下の交渉ではルミネが次々と好条件を提示。朝日への年間広告出稿料を数倍に引き上げるほか、テナントの確保で苦労している朝日新聞の大阪・中之島の再開発ビルへの出店も約束したとされる。これらを天秤にかけた結果、朝日は役員会でルミネを「優先交渉先」とすることを決めた。朝日社内での検討は極秘裏に進められていたが、この決定の直後、日本経済新聞が9月8日の朝刊1面で「ルミネが有力」とスクープ。 ………

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