やめられない「薬漬け」米国競馬

見た目は筋骨隆々でも筋肉増強剤で繁殖力が低下。米議会は規制をちらつかせるが…。

2010年11月号 LIFE

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10月2日(日本時間3日未明)、ニューヨーク近郊のベルモントパーク競馬場で行われたGⅠレース「フラワーボウル招待」に、日本のレッドディザイア(牝4歳)が出走、3着に入った。昨年のジャパンカップでも3着と健闘した実力馬が、米国に遠征した理由の一つは「薬物」だった。同馬は6月の宝塚記念直前に鼻出血を発症、出走を回避した。競走馬の鼻出血の多くは、激しい運動によって肺の毛細血管から出血するもので、発症すると癖になりやすい。GⅠ7勝を記録した女王ウオッカも今年3月、遠征先のドバイで2度目の鼻出血を発症し、引退に追い込まれている。だが、日本や欧州などと違い、米国では鼻出血に効果があるとされるラシックス(物質名フロセミド)が使用できる。ラシックスは利尿・降圧剤としてヒトにも処方されるが、スポーツ界では禁止薬物に指定されている。体重制限のある重量挙げやレスリングで減 ………

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