「後発薬」沢井が中堅キョーリンを買収へ

2010年10月号 DEEP

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売上高こそ業界トップの武田薬品工業の15分の1と遠く及ばないものの、喘息薬や潰瘍性大腸炎薬などで高い知名度をもつキョーリン製薬ホールディングス(東証1部)で、屋台骨を揺るがす事態が起きたのは8月上旬のことである。ある医薬品会社の訪問がきっかけだった。キョーリン幹部に面会を求めたのは、大阪に本社を置く後発薬(ジェネリック)最大手、沢井製薬(東証1部)の幹部と米系ファンドのRHJインターナショナル・ジャパン(旧リップルウッド・ホールディングス)の担当者である。キョーリン関係者の話を総合すると、沢井側が伝えたのはおおよそ2点だったという。一つはすでに沢井側がキョーリン株の約4.5%を取得していること。もう一つは、両社で緩やかな業務提携を組めないか、できない場合は不本意ながらキョーリンに敵対的TOB(株式公開買い付け)をかける可能性もある――ということだった。新 ………

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