玉木財務官の「後継レース」に異変

2010年10月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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これまで波乱のない人事と見られていた財務省の財務官レースに異変が生じている。玉木林太郎財務官(76年入省)の次は中尾武彦国際局長(78年)。その後は古澤満宏氏(79年)、林信光氏(80年)、浅川雅嗣副財務官(81年)、梶川幹夫米国公使(82年)の順番で回ると見られていた。ところが、7月末の定期異動で、古澤氏は国際局次長から国際通貨基金(IMF)に、林氏は国際局担当審議官から世界銀行に出向となった。IMF・世銀への出向期間は最低でも2年とされる。玉木財務官が金融庁から林氏の同期の山崎達雄氏(80年)を呼び寄せて国際局次長に就けたこともあり、古澤、林両氏は財務官レースから大きく後退したと囁かれる。中尾国際局長は玉木財務官との不仲が伝えられるが、来年以降の昇格は固い。現在2年目の玉木氏が財務官を3年務めない限り、古澤氏が財務省に戻り国際局長に就くことはできない。福田 ………

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