「小沢一郎」最終論考

2010年10月号 連載 [硯の海 当世「言の葉」考 第54回]

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小沢一郎について書いておかなければならない。この稿を書いている時点は民主党代表選の1週間前である。したがって小沢一郎、菅直人のどちらが民主党代表、すなわち内閣総理大臣に就任することになるのかまったくわからない。この代表選は菅対小沢の争いのように見えるが、本質は違う。小沢を肯定するか否定するかの争いだ。菅支持の大半は小沢ノーにすぎないのだ。3カ月前、鳩山首相辞任と同時に幹事長を辞めたときには、だれも想像しなかったこと、小沢内閣総理大臣が実現するかもしれないのである。敗れるとしても、相当な接戦の末ということになるだろう。いずれにしろ、日本の政治史に特筆すべき事項としてこの代表選は書き記されることになるのは間違いない。*小沢一郎について書き記すことは、40年近い私の政治を観察する職人としての締めくくりのようなものでもある。この40年間、終始、政治を ………

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