金正日「謎の訪中」に中国だんまり

北朝鮮軍機墜落、新疆爆弾テロなど立て続け。だが、沈黙の裏に中国指導部の権力闘争の影。

2010年10月号 GLOBAL

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8月26日、北朝鮮の金正日(キムジヨンイル)総書記が突然中国を訪問した。我々香港の中国人権民主化運動情報センターは、中国の胡錦涛(フーチンタオ)国家主席(共産党総書記兼中央軍事委員会主席)が金正日と会談するため翌27日午前10時45分に吉林省長春市に到着したことをいちはやくつかみ、世界に先駆けてニュースを配信した。会談は吉林省政府の迎賓館である南湖賓館で行われた。金正日の車隊が正面玄関を通ったのに対し、胡錦涛は秘密の入り口から南湖賓館に入った。金正日がこの時期に中国を訪問したのは、9月に行われる重要な会議(編集部注=44年ぶりの朝鮮労働党代表者会議)について胡錦涛に直接説明するのが最大の目的だろう。同時に、新義州などの深刻な水害への復興支援を求めたはずだ。8月後半の中国は、20日に行われた共産党中央政治局会議、25日の国務院常務会議、23~28日の全国人民 ………

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