中国資本が狙う日本の有名ホテル

日本各地で旅館買収ブーム。チャイナ・トラベルの標的は何とホテルオークラやニューオータニ。

2010年9月号 LIFE

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8月6日、ホテルオークラ(東京・港区)が会社更生手続き中の日本航空から傘下のJALホテルズ(東京・品川区)の株式79.6%を取得すると発表した。オークラの狙いは海外拠点の強化であり、中国市場を有望視している。JALホテルズは現在北京に二つ、大連、天津、香港、上海にそれぞれ一つ、計六つのホテルを運営受託している。今後は蘇州、アモイなどでも開業し、中国でのホテル網を11に拡大する計画だ。

JALホテルズ買収の裏側

「JALホテルズは中国資本と組んで中国国内にチェーンを広げてきた。日本から観光・ビジネス客を送り込む作戦だったが、民主党政権が推進する『観光立国』や中国人向けの観光ビザ発給緩和などで矢印が逆になり、目算が外れた」と、国内有力ホテルの元経営者が解説する。新たな親会社となるオークラは、当面「ホテル日航」「ホテルJALシティ」などのブランドを継続させ、相互の送客や資材調達などで相 ………

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