公明・創価学会が握る「秋政局」

菅と仙谷は「仏敵」だが、追い込みはしない。「キャスティングボート」を握った宗教政党の深謀遠慮。

2010年9月号 POLITICS [擦り寄る「菅民主党」]

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参院選の勝者を、テレビがもてはやす渡辺喜美が率いる「みんなの党」と思うのは間違いだ。参院選で日本の政治風景は一変した。国権の最高機関である国会でキャスティングボート(議決の決定権)を握ったのは、皮肉にも改選第4党へ後退した公明党にほかならない。9月14日の民主党代表選で誰が当選しようと、今秋以降は、新たな連立政権樹立をゴールとする民主、公明両党の駆け引きが政局の核心となる。国政選挙で第3党が定位置だった公明党は、今回の参院選で9議席。みんなの党は10議席を得て改選第3党となった。比例代表の得票数でも、なんの組織力も持たないみんなの党が794万票で公明党の763万票を上回った。しかし、非改選組を含めれば参院で公明党は19議席。みんなの党は11議席にとどまる。国会は数がモノを言う。参院で民主党(系会派、8月11日現在。以下同じ)は106議席。国民新党3議席を加えて与 ………

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