上田 準二氏(ファミリーマート社長)

中国市場は今が攻め時5年後「海外1万5千店」

2010年9月号 BUSINESS [インタビュー]

  • はてなブックマークに追加

――今年3月、業界7位のエーエム・ピーエム(1104店)を吸収合併しましたね。上田 我が国のコンビニ業界の市場規模は約8兆円。競争が激化する中で、国内で成長を続けることのできるチェーンは、基盤の確立した大手チェーンに限られており、今後も再編の波は続くと思います。都心部に強みを持つam/pmを買収したことで、スケールメリットだけでなく、首都圏という有力マーケットでのシェア拡大が可能になりました。――ワンブランド化は進んでいますか。上田 月間30~40店舗のペースでブランド転換を進め、来年度末までに首都圏の約580店を完了させます。ファミマに転換した店舗の平均日商は、転換前に比べて30%もアップ。この勢いが続けば統合初年度のマイナスインパクトを吸収して、プラスになります。1千店規模でのワンブランド化は業界初であり、「完璧にやり遂げたら業界史に残るぞ!」と、社内にハッ ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。