「コップの中の嵐」の外で政策不在に悲鳴が上がる

2010年9月号 連載 [政々堂々 第21回]

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臨時国会が終わると、永田町はつかの間の夏休みに入った。表向きは静けさを保っているが、ひと皮むけば、与党の民主党内は9月14日の代表選をにらんで、水面下で激しい駆け引きが続いている。焦点は言うまでもなく、小沢一郎前幹事長の動きである。150人といわれる議員グループを率いる小沢の対応次第で代表選の行方はガラリと変わる。小沢はどうするのか。小沢に近い議員の中でいちはやく手を上げたのは、海江田万里衆院財務金融委員長だ。海江田は衆院議長公邸に約50人の議員を集めて勉強会を開いた後、小沢周辺に代表選出馬の意欲を伝えた。だが、これには「海江田は閣僚経験もない。小沢の姿勢がはっきりしていないのに手を上げても、自分を安売りしただけ。タイミングが早すぎる。いかにも若い」(永田町関係者)という声がある。党内で支持も広がっていない。渡部恒三元最高顧問や原口一博総務相ら ………

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