キリンの新しい「恋人」はおっとりした味の素

2010年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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サントリーホールディングスとの破談から5カ月、キリンホールディングスが生き残りを賭けて統合相手を探し始めた。新しい「恋人」と目されるのは味の素だ。同社は10年3月期の売上高が1兆1709億円の国内総合食品最大手で、世界ではサントリーに次ぐ14位。調味料を中核とする世界№1の食品会社を目指しており、飲料主力のキリンとは重複商品が少ない。さらに、100カ国に事業展開し、海外売上高が14%を占め、タイ、インドネシア、中国などアジアやブラジル、ペルーなど南米に強い。アジア、オセアニアで「食と健康のリーディングカンパニー」を目指すキリンとは相互補完が可能だ。味の素は創業101年の名門だが、上場しており、サントリーのようなオーナー経営ではない。メーンバンクは共に旧三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)で、おっとりした社風もキリンに近いため、味の素の幹部は「うちとキリンなら体質が ………

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