「小沢の天敵」枝野と玄葉の正念場

異例の幹事長続投が決まったが、針の筵に座る日々。9月の代表選まで職責を全うできるか、わからない。

2010年8月号 POLITICS

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7月11日の参院選で大敗を喫した民主党は、翌12日の午後、菅直人首相出席のもとで役員会を開き、枝野幸男幹事長の続投を決めた。党内の小沢一郎前幹事長が率いるグループから責任論が噴出していたが、あっさり続投が了承された。首相は抜かりなかった。深夜の敗戦記者会見で、自らの続投と合わせて枝野氏ら執行部の続投を表明。朝になると、首相公邸に仙谷由人官房長官、枝野氏、玄葉光一郎政調会長らを集め、9月の民主党代表選までは、内閣改造と党役員人事は行わない方針を決めた。さらに、内閣改造の思惑を封ずるため、落選した千葉景子法務相も続投させた。おかげで獲得議席(44)が現有議席を10も下回る大敗にもかかわらず、執行部は誰も責任を取らずに済むことになった。役員会が紛糾しなかったのは、最大勢力を率いる小沢氏が揺さぶりをかけなかったからだ。小沢氏は投開票日の朝から姿を消し、マ ………

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