進むも地獄、退くも地獄 菅政権シミュレーション

2010年8月号 連載 [政々堂々 第20回]

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菅直人政権の連立与党が参院選で敗北を喫した。国会は与野党の多数派が衆参各院で入れ替わり、かつ与党が衆院で再議決に必要な3分の2の議席を確保していないという「真性ねじれ状態」に突入している。この状況を受けて、永田町はどう動いていくのか。連立組み替えの可能性は早々と消えた。民主党内で小沢一郎前幹事長のグループと反小沢グループの対立が激化し、小沢グループが離党する可能性もとりざたされる中、政策も理念も異なる野党が政権にすり寄っていく理由がないからだ。菅首相はそうした野党の姿勢を読み取って、投開票日夜の会見で「政策ごとの連携」を目指す考えを表明した。連携相手としては自民党や公明党、みんなの党を視野に入れるのだろうが「言うは易く、行うは難し」。実際には、ほとんど実現しそうにない。結果として、組み替えはできず政策ごとの連携もできず、菅政権はジリ貧状態 ………

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