異色の「脱サラカメラマン」武田孝巳が写す「クメール」

2010年8月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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ストが相次ぐ中国に代わって、生産拠点の移転先としてにわかに注目を集めるカンボジア。低賃金に加え、敬虔な仏教徒が多い素朴な国民性が日本企業を惹きつけている。そのカンボジアを舞台に写真を撮り続けてきた武田孝巳氏の個展「クメール」が8月3日から10日まで東京都千代田区三崎町の「アップフィールドギャラリー」(電話03・3265・0320)で開かれる。最大手の設計会社「日建設計」に25年間勤務。不惑を過ぎて国境なき医師団のボランティアに参加、カンボジアの土を踏んだのを機に脱サラした、遅咲きのカメラマンである。貧しくても逞しく生きるカンボジア庶民の姿に魅せられ、シャッターを切り続けてきた作品群は、路地裏や農村、水上生活者を活写する。かつての設計会社員の目で「中国の受け皿としては、インフラ整備がまだまだ」と分析するが、「国民性に魅せられて」クメール(カンボジア)にの ………

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