小沢と検察が「抱き合い心中」する日

検察審査会を意識して「鬼の目に涙」。二度目の起訴相当なら、捜査の内実が暴露されて特捜も瀕死に。

2010年7月号 DEEP

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その涙を信じる者は誰もいないのではないか。首相、鳩山由紀夫とともに幹事長職から身を引くことを余儀なくされた小沢一郎。辞任にあたって「もうみなさんに会うのは今日が最後」「代表(鳩山)が辞任すれば(私の)役職はない。新しい体制に引き継ぎをするだけが(私の)役割だ」などと、いつになくしおらしく語った。その目にはうっすらと涙が滲んでいた。豪腕とも権力の鬼とも言われた男の目に涙は似合わないが、小沢は過去、政局の大きな節目には決まって涙を流してきた。「オヤジ」と呼んだ故金丸信(元自民党副総裁)が政治資金規正法違反に問われた際、上申書の提出で事態を収拾しようとした小沢の策略は、世間の指弾を受けた。小沢は土下座し、涙を流し、金丸に詫びを入れた。経世会(竹下派)を割り、羽田孜(民主党最高顧問)を担いで政策集団を立ち上げた時にも、小沢は涙ながらに羽田に決起 ………

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