前田 展弘氏(ニッセイ基礎研究所研究員、東京大学高齢社会総合研究機構客員研究員)

東大拠点にジェロントロジー(加齢学)事始め

2010年7月号 BUSINESS [インタビュー]

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――ジェロントロジーという言葉をよく耳にするようになりました。前田 Gerontologyとの出会いは1999年、国際高齢者年の記念シンポジウム「ジェロントロジーが日本を変える」でした。もとは老人を意味するギリシャ語のGerontに学を示すologyが接尾した造語で、加齢学、老年学と訳されます。学の根幹に「サクセスフルエイジング」の理念があり、医学、生物学、心理学、看護学、社会学、経済学、工学、法学など幅広い分野の知を結集し、加齢と高齢化に関するすべての課題に取り組む学際的な研究領域です。我が国の65歳以上の人口は、現在の5人に一人から、2035年には3人に一人になります。当初、日本生命で労務を担当していた私は、個人の生き方や社会の在り方を「人生90年時代」に相応しいものに再構築していく必要性を痛感していました。そこで、民間シンクタンクとしては唯一、ジェロントロジーを手がけ ………

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