「決断しない」菅・仙谷マニフェストが命取りか

2010年7月号 連載 [政々堂々 第19回]

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菅直人政権が発足した。各種世論調査では新内閣への支持率が60%前後に達した。だが、これまで多くの内閣がそうであったように、これは「ご祝儀相場」だろう。実績が上がらなければ、あっという間の急降下が避けられない。当面の政策課題をチェックしてみると、菅政権は鳩山由紀夫前政権より難しい問題を抱えている。まず米軍の普天間飛行場移設問題、そして2011年度予算編成である。菅内閣は鳩山前内閣が打ち出した「脱官僚依存」路線を捨て、官僚との協調路線に舵を切り替えることによって、こうした政策課題を乗り切ろうとしているようだ。菅首相は初会見で「官僚の知識や経験を十分に活かしながら政策を進めていく」と語ったうえで、初閣議では「政と官が相互に緊密な情報共有、意思疎通を図り、一体となって真の政治主導による政策運営に取り組む」との基本方針を決めた。これは「諸刃の剣」になり ………

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