「村上ファンド」の残党が蠢く謎の金融会社「レノ」

破綻した新興不動産、ダイナシティやジョイント・コーポレーションを買い漁る厄介な人脈の正体。

2010年6月号 BUSINESS

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経営破綻した新興不動産会社を次々と傘下に収める金融会社の存在が密かに注目を集めている。東京・南青山の表通りに面して建つ「第二宮忠ビル」の8階を本拠とし、その名を「レノ」という。取材は一切受け付けず、実態は謎に包まれている。同社がスポンサーに名乗り出たのは昨年2月のダイナシティ(2008年10月民事再生法申請、負債520億円)が手始めだ。その後もフレッグインターナショナル(08年12月民事再生法申請、負債257億円)、ジョイント・コーポレーション(09年5月会社更生法申請、負債1680億円)と、続けざまに支援の手を差し伸べてきた。レノが設立されたのは1986年のこと。当初の目的は健康食品販売などで、もともとの経営者は奥谷禮子氏だった。一介の派遣会社社長ながら小泉・竹中路線で一躍台頭した人物だ。その奥谷氏から01年にレノを引き継いだのは赤根豊氏(40)という若手税理士だっ ………

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