『葬式は、要らない』がベストセラーになる理由

2010年6月号 連載 [RELIGIOUS WORLD]

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宗教学者の島田裕巳氏が再び、ブレークしている。オウム真理教を擁護したとしてバッシングを受け、ここのところメディアから遠ざかっていたが、近年になって『創価学会』『新宗教ビジネス』など、ベストセラーを飛ばしている。なかでも直近の大ヒット作が『葬式は、要らない』(幻冬舎新書)である。
同書は、葬儀そのものを否定する不要論ではないが、現代日本における葬儀のあり方、特に金銭面での不透明さに光をあて、仏教関係者や葬儀社の問題点を厳しく突いている。これが、長らくお葬式なるものに疑念を抱いてきた読者の琴線に触れ、時流に乗った。葬儀問題は今、島田氏の本だけでなく、メディアで大流行のテーマになりつつある。
経済誌の「週刊ダイヤモンド」は2月13日号で「安心できる葬儀」、論壇誌の「中央公論」は5月号で「平成『お葬式』入門」、仏教専門誌の「大法輪」は5月号で「葬儀・ ………

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