早大総長選で「運用損」巡り火花

4年前のしこりで、またコップの嵐か。賃下げを迫られた教職員組合が執拗に追及した。

2010年6月号 DEEP

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私学の雄、早稲田大学で、また“コップの嵐”が起きようとしている。6月15日に行われる総長選で、第15代総長として2期8年を務め、2007年には創立125周年式典を開いた白井克彦現総長(70)の後任として、5月13日に総長候補者推薦委員会によって推薦された候補者たちが出そろった。学生の信任投票、決定選挙人による投票を経て、第16代総長が決まる。閉鎖社会の「象牙の塔」で派閥抗争が起きるのは珍しいことではないが、前回の06年総長選は混乱した。当時明るみに出た理工学部の松本和子教授による公的研究費不正受給などで、同じ理工学部出身の白井総長や理事会が矢面に立たされたからだ。石川正興法学部教授が「早稲田の再生を目指す会」を立ち上げ、場外乱闘戦の様相を帯びたのである。結局、白井氏が対立候補である教育学部教授の渡辺重範副総長を破って再選を果たしたが、法学部を中心とした反白井派 ………

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