日航更生計画「コックピット不在」

稲盛会長に辞任説。前原国交相は不信の塊、財務省は激怒、官邸は機能不全。これでは2次破綻。

2010年6月号 BUSINESS

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日本航空に“救世主”として乗り込んだ稲盛和夫会長(京セラ名誉会長)が、2月の就任以来わずか3カ月余でめっきりやつれている。4月28日、破産管財人の瀬戸英雄弁護士や大西賢社長らとともに定例の記者会見に臨んだが、「赤字垂れ流しで資金が底をついているかのような報道があるが、まったくの誤報」と長広舌を振るった瀬戸管財人や、国際15路線、国内30路線の運休や希望退職について説明した大西社長とは対照的に、稲盛会長は終始言葉少なだった。「国土交通省、金融機関などから多大なご理解とご支援をいただいていることに心から感謝する。社員はよくやっている。社内も明るくなった」その言葉を信じる者はほとんどいない。稲盛の表情も冴えなかった。口ぶりにも就任時の熱は消えていた。無理もない。民主党幹事長、小沢一郎の威光を背に、「折れた翼」に乗り込んだものの、ワンマン創業者として君臨 ………

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