「旭化成のセパレータ」にも価格競争の荒波

2010年6月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

充電すれば何度でも使えるリチウムイオン二次電池(LiB)向け主要部材業界の勢力図を塗り替える低価格化のうねりが起こっている。きっかけは三菱自動車の「アイミーブ」や日産自動車の「リーフ」に代表される電気自動車(EV)の登場。EVに使うLiB部材は低価格化を迫られており、いくら高性能であってもコストダウンが無理とあってはシェアを伸ばせない。LiB関連部材では日本勢が市場の立ち上げに成功したものの、市場拡大の果実を手にするのは海外勢という、お決まりの負けパターンが繰り返されようとしている。LiBは日本発のエネルギーデバイスであり、1991年にソニーが携帯電話向けに製品化した。基本的な製造部材は四つあり、①正極と負極に使われる活物質、②活物質を電極に塗布するバインダー、③リチウムイオンをやりとりする電解液、④正極と負極のショート(短絡)を防ぐセパレータからなる構造は、 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。