モンゴル巨大炭田開発 日本勢も虎視眈々

世界からひっぱりだこの超優良炭田タバン・トルゴイ。搬路の鉄道敷設で中国と組むか、ロシアと組むか。

2010年5月号 BUSINESS

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3月中旬、まだ底冷えのするモンゴルの首都ウランバートルの空港に、経済産業省資源エネルギー庁資源・燃料部の國友宏俊石炭課長を団長とする総勢37人の官民ミッションが降り立った。伊藤忠商事、住友商事、双日、丸紅、三井物産、三菱商事の商社勢のほか新日本製鉄や出光興産などが加わった。目的は、いま世界のエネルギー関係者の注目を集めている巨大炭田、タバン・トルゴイ(TT)開発計画への参加である。ジンギスカンや、朝青龍ら大相撲力士だけでなく、近々この「タバン・トルゴイ」の名も日本人の脳裏に刻まれるだろう。モンゴル南部の南ゴビ県にあるTT炭田は推定埋蔵量が約64億トンと世界最大級で、高品位の原料炭(コークス炭)を約18億トンも含む世界でも稀な超優良炭田だからだ。日本にとっては垂涎の的なのだ。同じ南ゴビ県にあって、やはり世界有数の金・銅鉱山であるオユ・トルゴイ(OT) ………

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