日本風力開発また「眉唾の神風」

マレーシアの無名企業から200億円受注と発表。期末越えの奇跡はすぐメッキが剥げたが。

2010年5月号 DEEP

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3月期の期末ギリギリに、商いも株価も急伸した東証マザーズ上場企業がある。日本風力開発――国内発電量第3位の独立系だ。三井物産で風力開発を手がけていた塚脇正幸氏が99年7月に起業、クリーンエネルギーの旗手としての注目度は高いが、09年3月期の売上高は約72億円でベンチャーの域を脱していない。その会社が3月31日、前日までの数百単位の出来高を2万2千としたうえに、一時はストップ高を記録。前日比3万3700円高の27万9300円で取引を終えた。この日から数日、ヤフー株式欄への書き込みは、話題の大型株、第一生命などと並んでトップクラスだったのである。人気化したのは、3月30日に行われた「適時開示」による。「マレーシアでのスマートグリッド蓄電制御システム受注に関するお知らせ」と題して「日本風力開発は、マレーシア国内におけるスマートグリッド構築のため、NAS(ナトリウム硫黄)電池を ………

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