高島屋・阪急百「破談」の先を読む

鈴木、椙岡両ワンマン並び立たずのお粗末。恥を忍んで「次の相手」探しに乗り出すか。

2010年5月号 BUSINESS

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〈「高島屋と阪急・阪神連合の経営統合は実現しない。業務提携にとどまるのではないか」という見方が、業界内で強まっている〉本誌が「『高島屋・阪急百』統合の消耗戦」と題して、右の文章で始まる観測記事を掲載したのは約1年前の昨年4月号。両社が提携合意を発表した一昨年10月から半年ほど経った時点だ。高島屋とエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O=阪急・阪神百貨店連合)は当初、互いに10%の株を持ち合い、それから3年かけて計画を練り、統合は2011年とする計画だった。だが、現実には半分の1年半で統合を断念したと発表した。何があったのか。

鈴木社長の「負け惜しみ」

「高島屋は全国20店の効率展開がテーマ。大阪市内に一極集中するH2Oとは商品政策も組織運営も違いすぎた」(鈴木弘治・高島屋社長)「高島屋は全国展開が前提の経営。我々は地域密着型。違いを埋められなかった」(椙岡俊一・H2O会長)記者会見 ………

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