景気に「やっと温もり」の真贋

やはり日本は外需が救いの神。中国特需で米国も上向いてきた。残るは鳩山政権の「逆噴射」リスク。

2010年5月号 COVER STORY [外需頼み日本経済]

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ベアー・ラリー――「弱気相場のなかの上昇局面」あるいは「長期不況のなかの一時的な持ち直し」ともいう。そうかもしれないが、長かった冬の終わりを告げるように、景気が妙に春めいてきた。二番底の懸念が遠のき、株価も底堅い。背景には中国のバブルの影が垣間見え、米国の家計も再び消費に走りだしたことがある。だが、内需に期待できない日本にとっては千載一遇の好機。ここはひとつ、人さまの心配をするよりも、踊らにゃ損々。投資家も経営者もグリーンシュート(春の芽吹き)に蠢きだしたようだ。日経平均株価が1万1千円台に乗せ、ニューヨーク・ダウ工業株30種平均も一時1万1千ドル台を回復した。ドル相場が堅調なのに、ドルと逆相関のはずの原油や金の相場が上昇している。マーケットのシグナルを矛盾なく解くカギはひとつ――予想外の米景気の回復を映した米国株とドルの堅調であり、グローバル経 ………

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