中国市場へ打って出るヤフーの苦い過去

2010年5月号 連載 [IT万華鏡]

ヤフーは4月1日、アリババグループが運営する中国最大手のEC(電子商取引)モール「タオバオ」と相互接続する交渉に入っていることを明らかにした。サービス開始は今夏を予定し、ヤフーは自社が運営するECモール「Yahoo!ショッピング」と「Yahoo!オークション」の接続を検討。双方のサイト上の商品を機械翻訳して表示する。タオバオは個人間売買を主とするオークションサイトとして創業。現在は個人事業主や企業がアカウントを取得し、ECのプラットフォームとして利用している。両社の接続が実現すれば日中双方の消費者が相手国のECモールに出品された商品を自由に購入できる仕組みが整うことになる。壮大な計画だが、ヤフーには触れられたくない苦い過去がある。07年12月、ヤフーは世界最大のECモール「eBay」を運営する米イーベイとの協業を発表。08年中に今回のタオバオと同様、日本、米国の消費者 ………

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