民営「西日本高速道路」の闇

ダッチロールの道路行政の裏で、副業の利権囲い込み。民間人の石田会長と腹心たちに怪文書が乱舞する。

2010年5月号 DEEP [実質値上げ怨嗟の渦]

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支離滅裂の鳩山政権のもとで道路行政もダッチロールしている。4月9日、前原誠司国土交通相が発表した高速道路の上限料金制度は、民主党マニフェストの「高速無料化」公約を覆した。無料になるのは地方の末端の2車線高速37路線50区間だけ。休日割引(普通車の上限1千円)を撤廃し、70キロ以上なら平日も上限2千円としたため、70キロ未満では実質値上げになる。エコカー優遇や激変緩和措置もあるが、目くらましにか見えない。分かりやすい料金制度と言いながら、朝三暮四のマジックで1兆4千億円を浮かし道路建設に流用するという「コンクリート行政」への逆行である。馬淵澄夫副大臣は「原則撤廃する割引はすべて決定したわけではなく、6月まで高速道路各社と詰めていきたい」と会見で語った。だが、道路公団民営化から4年半、公団を3分割した高速道路会社(NEXCO)で何が起きているか、馬淵副大臣は知る ………

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