サントリーとの統合破談でキリンが内部分裂の危機

2010年4月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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サントリーホールディングスとの統合交渉が破談となったキリンホールディングスが内部分裂の危機に陥っている。サントリーが交渉過程でキリンに突きつけた医薬部門の売却提案が事の発端。これを受けて、武田薬品工業など大手製薬メーカーが投資銀行を通じ、キリンの医薬子会社「協和発酵キリン」の買収を持ちかけたところ、「医薬部門の独立派が乗り気になった」(欧州系投資銀行関係者)というのだ。 協和キリンは、キリンが08年にTOB(株式公開買い付け)で子会社化した協和発酵工業とキリンファーマの合併会社。これまでキリンは多角化の一環として医薬事業の強化に力を注いできた。しかし、世界の医薬大手との激烈な開発・販売競争を見越して、サントリーは「キリンの医薬事業は規模の面で見劣りし、生き残れない」(幹部)と判断。キリン側に統合の前提条件として、将来的なその切り離しを求めた ………

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