みずほの「ラスプーチン」粛清

あの1兆円増資の立役者、小崎哲資副社長が突如退任。「3会長退任」を求める金融庁と、何があったのか。

2010年4月号 BUSINESS [「メガバンク解体」の始まり]

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「オレは『I(旧日本興業銀行)派』じゃない、『M(前田)派』だ」みずほフィナンシャルグループ(FG)の最高実力者、前田晃伸FG会長の威光をバックにこううそぶき、塚本隆史FG社長(1974年、旧第一勧業銀行入行)、佐藤康博みずほコーポレート銀行(CB)頭取(76年、旧興銀入行)、西堀利みずほ銀行(BK)頭取(75年、旧富士銀行入行)の3トップに勝る権勢を誇ってきた小崎哲資FG副社長(76年、旧興銀入行)が3月末で退任し、旧興銀系のビル賃貸業、常和ホールディングス社長に転出する「失脚劇」が波紋を呼んでいる。

「前田会長の懐刀」のCFO

なにせ小崎氏は故西村正雄・興銀頭取の信を得て、旧興銀側の実務責任者として99年の3行統合構想を推進した人物。03年には不良債権の増大で自己資本比率が8%割れ寸前となり、一時国有化の危機に直面したみずほFGを、取引先3500社を引受先とする1兆円増資で救った功労者でもある。西 ………

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