市民メディアの夢破れた「JANJAN」

2010年4月号 連載 [メディアの急所]

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インターネット新聞「JANJAN」が3月末で休刊する。同月1日付の「編集便り」で「急激な広告収入の落ち込み」を理由の第一に挙げていた。市民記者によるインターネットメディアの先頭を走ってきた媒体だけに残念だ。Japan Alternative News for Justices and New Cultures(さまざまな正義と新しい文化のために日本から発信するもう一つのニュース)の略称で03年2月に創刊された。社長には元朝日新聞記者で、鎌倉市長時代に記者クラブ改革を実行した竹内謙氏が就任。約8千人の市民記者が登録し常に「市民目線」で情報発信を続けた。7年間に5万本の記事と20万人の政治家情報を蓄積し、新聞やテレビ、雑誌など既存メディアにとっても「気になる存在」だった。広告収入の落ち込みのほかに、ブログやミクシィなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、ツイッターなど新しい情報発信手段が急速に ………

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