モサドの「女ターミネーター」

暗殺チーム「キドン」を捉えたホテルのカメラ。前外相リブニも所属した組織の凄腕26人が国際指名手配に。

2010年4月号 GLOBAL [ドバイでハマス幹部暗殺]

1月20日、パレスチナのイスラム組織ハマス軍事部門の司令官マハムード・マブフーハが、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにある五つ星ホテル「アルブスタン・ロタナ・ドバイ」の3階にある一泊400ポンド(約6万円)の部屋で殺害された。ドバイ警察当局が空港やホテルの防犯カメラの映像を解析した結果、犯行グループ11人が浮上し、ドバイ警察は国際手配に踏み切った。司令官のドバイ滞在の目的は、イスラエル砲撃のためのミサイル調達である。イラン人関係者との商談に臨もうとしていた。殺害関与が疑われているのはイスラエルの対外諜報機関モサドである。暗殺団メンバー11人のうち一人は女性であり、「ゲイル・フォリアード」の名で、アイルランドの偽造パスポートをショルダーバッグに入れていた。彼女は支払いの形跡が残らないよう現金でホテル代を払っている。だが、ホテルのCCTVが彼女を捉えていた ………

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