創価学会を支える「豊かな財務」に異変?

2010年3月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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巨大宗教団体「創価学会」の財務に異変が起きている――。そんな情報が金融関係者の間に流れている。語るのは、さるメガバンクの行員だ。「毎年、創価学会は会員から財務と称して寄付を集めています。1口1万円以上で上限はなし。学会員は最寄りの銀行から創価学会の口座に振り込みます。寄付をする会員は広布部員と呼ばれます。寄付は非収益事業として非課税扱い。年間3千億円以上ともいわれる浄財が集まります」毎年恒例の寄付集めにどんな異変が起こっているのか。この行員は続ける。「寄付の最低振込額は1口1万円ですが、昨年暮れの財務では1口5千円の寄付がかなりあったらしいのです。出口の見えない不況が会員の懐を直撃しているようです」かつて「創価学会としては永久に皆さん方から、ただの一銭も寄付を願ったり、供養を願うようなことはいたしません」(池田大作会長=当時。現名誉会長)と宣言 ………

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