『アバター』人気に悪乗り? ユーザー無視の「3Dテレビ」

2010年3月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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2010年は「3D元年」になるらしい。映像が立体的に浮き出て見える3D映像が話題となり大ヒット中の映画『アバター』にあやかれとばかり、電機各社は3Dテレビを今年相次ぎ売り出す。ただし、3D映像を楽しむには専用メガネが不可欠。ポップコーンや飲み物を片手に非日常に浸る映画館ならともかく、自宅の居間で家族全員がサングラスの出来損ないのようなメガネを掛けて、じっとテレビを見つめる光景は、滑稽を通りこして薄ら寒い。実はメーカー内にも「3Dの本格的な普及にはメガネ不要のテレビが必要」との声がある。ただし、メガネなしで3D映像を楽しめるテレビは開発途上、商品化のめどは立っていない。それでも3Dを盛んに喧伝するのは、3Dを売り文句にテレビの値崩れに歯止めをかけたい供給側の論理が優先したからだ。言い換えれば、はなからユーザーを無視した未完成技術の押し売りにすぎない。消費者置 ………

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