往生際の悪い山崎拓が「新党結成」を画策

2010年3月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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山崎拓自民党前副総裁は、今夏の参院選比例代表への公認申請を党執行部に却下されたが、野望を捨てきれていないようだ。2月4日に開かれた山崎派総会で、山崎氏はこう言い放った。「いよいよ民主党側の政治献金に対して司法の措置が固まる。自民党は結束を重んじて、民主党の独裁政治に対抗し、党の再起を図ってまいりたい!」そこには「公認が得られなければ自民党を離党する」という、山崎氏が一時描いた戦略を打ち消す狙いが込められており、そんな山崎氏に執行部は党総合政策研究所長のポストを与えた。山崎氏に国政復帰の道はあるのか。捲土重来を期すとはいっても、次の総選挙は3年以上先の13年夏(任期満了直前)が有力視されており、73歳の山崎氏には高齢の壁がはだかる。そこで燻るのが新党結成説である。国民新党の亀井静香代表は山崎氏に、「うちに直接来るのは世論がついてこない。やるなら ………

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