普天間の死角「グアム移転」

鳩山政権の優柔不断と対中接近だけが不信の原因ではない。日本が負担する太平洋軍事ハブ建設が今や岐路。

2010年2月号 GLOBAL [日米同盟危機の本質]

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12月21日、ワシントンは雪嵐に見舞われ、いちめん白銀の世界に閉ざされた。連邦政府機関が軒並み休みとなったにもかかわらず、この日、国務省ではヒラリー・クリントン長官が異例の挙に出た。突如、日本の藤崎一郎駐米大使を長官室に呼んで、こう告げたのだ。「アメリカ政府は、日本政府が06年に合意した米軍再編のための(ロードマップ)計画の早期実施を望んでいます」(編集部注=ロードマップ合意とは、06年5月に当時の麻生太郎外相、額賀福志郎防衛庁長官、コンドリーザ・ライス国務長官、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の外相・国防相2+2会談の合意で、沖縄の普天間飛行場の移転先、辺野古へのV字形滑走路建設などが盛られた)これはロバート.ゲーツ国防長官が10月の訪日で日本政府に伝えた確固たるアメリカのメッセージ――「普天間が移転できなければ、沖縄の海兵隊のグアム移転はない。沖縄 ………

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