中国「第6世代」の胡春華台頭

習近平が天皇会見にこだわった焦りは、胡錦涛人脈が「次の次」を狙うポストを制覇し始めたからだ。

2010年2月号 GLOBAL [習近平「天皇会見」の裏]

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中国の習近平・国家副主席が09年12月に日本を訪問、天皇と特例で会見したことは波紋を呼んだ。日中関係を進展させなかったどころか、悪化の方向に作用した。そもそもの原因は、9月の中国共産党第17期4中全会で習近平が中央軍事委副主席に就任できず、胡錦涛を継承する可能性が薄れたうえ、訪日前に起きた人事などが江沢民(前国家主席)・習近平グループの権力と威信を著しく削いだことに端を発している。習近平は極力、天皇との会見を利用して「ポスト胡錦涛」に一縷の望みを託そうとしたのだが、その野心が日本でこれほど大きな波紋を起こすとは考えていなかった。習近平訪日前の11月30日、党中央は65歳の定年を迎えた徐光春・河南省党委書記を引退させ、そのポストに盧展工・福建省党委書記を任命した。空いた福建省党委書記には、中華全国総工会副主席だった孫春蘭を任命している。また44年生まれの ………

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